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若い頃のお金は何倍もの価値がある

若い頃のお金は何倍もの価値がある

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お金の価値

今回はお金の価値について考えていきたいと思います。

 

様々なデータがありますが、20代、30代の貯蓄額が100万円を切っている人も全体の半数を超えているなんてデータもあったりして、これからの日本はどうなってしまうのかと不安になってしまいます。

 

日本では、お金にがめついのは悪いことだという文化が定着しており、お金の教育をきちんとしないという問題があります。

 

それゆえに、我々日本人はあまりお金の価値に向き合ってこないで大人になっていきます。

 

お金は時間が経てば、増えていくものという感覚を皆さんは持っていますでしょうか。

 

ゼロ金利政策を始めて何十年も経過しており、銀行に預けてもお金が増えないので、おそらくそういった感覚を持っている方は少ないと思います。

 

そこで、お金の価値を認識するための質問をさせて下さい。

 

今もらえる1万円と5年後にもらえる1万と千円だったら、皆さんはどちらを選びますか?

 

おそらく、多くの方が1万円を選ぶと思います。これは、我々が感覚的に5年という歳月は千円の価値がないと判断しているのです。

 

では、今もらえる1万円と5年後にもらえる2万円だったら、どうでしょうか。

 

これなら、2万円をもらう選択をする方も出てくるのではないかと思います。答えは人それぞれですが、時間の経過でお金が増えていくのは無意識に理解できているということは間違いないと思います。

割引現在価値とは

上記で書いた内容は、学問的にも割引現在価値と呼ばれる考え方で説明されています。これは、将来の価値を割り引いて現在価値に換算するという方法です。

 

割引現在価値法

現在価値=将来価値÷(1+割引率)

 

割引率というのは、人それぞれ変わってきますが、リスクが極限まで低い国債でもわずかに金利が付くので、将来価値は現在価値より少なくなるという図式は成り立ちます。

 

つまり、学問の世界では若い頃の100万円と年をとってからの100万円では価値が違うということが一般的な考え方になっているのです。

若い頃のお金は超重要

巷では、若い頃に貯蓄は不要、自己投資に使うべき、等々間違った教えを説いている情報が蔓延しています。

 

しかし、株などの金融の世界では、リスクを抑えた投資でも、手堅く資金を増やしていくことが可能です。投資信託の利回り平均が3%程度、株式の平均配当利回りが2%程度と言われています。

 

株主優待銘柄であれば、利回り5%を超える銘柄も珍しくはありません。米国株まで広げれば、配当金利回りが10%近い銘柄もあります。

 

金融投資を進めているわけではなく、お金を貯蓄する意識が超重要です。

 

自己投資してレベルアップしても、大半のサラリーマンでは、年収ベースで年に10万円増えれば泣いて喜ぶレベルです。資格取得に時間やお金をかけて、年収が100万円アップするなら、頑張るべきですが、そんなに世の中甘くないです。

 

ここで言いたかったことは金融投資の方が速いペースでお金を増やしていけるのに、自己投資で貯蓄できなくなるのは本末転倒ということです。自己投資も大切ですが、貯蓄しなくても良い理由にはならないです。

 

株式投資をやってみるとか以前に、お金は増えていくものという基本原則を理解して、頑張ってお金を貯蓄するということを徹底してみて下さい。

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