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移動平均乖離率とは|計算式は?
移動平均線乖離率とは「現在の株価が移動平均線からどれだけ乖離しているか示す指標」です。
移動平均線の説明をご覧になっていない方は合わせてご覧下さい。
⇒単純移動平均線の種類、見方、計算式、期間設定
そちらで説明している通り、移動平均線は過去の株価の平均値です。そのため、株価が移動平均線から乖離すると、いったん移動平均線に収束していく可能性が高くなります。
そうした経験則を利用して、移動平均線から乖離した瞬間を狙ったトレード手法が開発されています。
言い換えると、移動平均線乖離率は相場の買われ過ぎ、売られ過ぎを測る指標として重宝されているということです。。
何となく分かると思いますが、計算式は以下となります。
移動平均乖離率=(現在株価-移動平均)÷移動平均
計算式は非常にシンプルです。
現在の株価が、移動平均から何%乖離しているか見ている式だということが分かるかと思います。
移動平均乖離率の見方、使い方
一般的に、移動平均乖離率の見方は以下となります。
移動平均乖離率がプラス方向に5%以上乖離すると調整が始まり、10%を超えると天井を付けやすい
逆に、マイナス方向に5%以上乖離すると調整が始まり、10%を超えると底を付けやすい
実際のチャートを見ていきましょう。
赤丸で囲ったところが天井となったところ、青丸のところが底となったところです。
これを見る限り、25日の移動平均線で見るのが有効です。
周りのトレーダーの方に聞いてみても、やはり25日移動平均線乖離率を見ている方が多いので、皆さんもまずは25日で見てみることをお勧めします。
25日移動平均線乖離率を使い方は以下となります。
5%以上乖離したら、逆張りでポジションを持つ
5%乖離すると調整する傾向があり、強いトレンドでも10%を超えることは滅多にないため、5%〜10%のレンジが狙い目となります。
株、FXでの投資戦略
最後に、株、FXでの投資戦略について考えていきます。
基本的な移動平均線乖離率の使い方は、これまで見てきた通りです。
よって、株やFX、投資期間などに合わせて、期間設定をどのように変えていくかということになります。
期間設定を短くする⇒FXなどの短期投資向き
期間設定を長くする⇒株などの長期投資向き
期間設定を短くするということは、その分だましが多くなる可能性が高くなります。
これに対しては、トレンド系の指標と合わせて、トレンド転換と合わせてトレードすれば、だましに引っかかる可能性は低くなります。
お疲れ様でした!
以上で、移動平均乖離率の説明を終わります。
もっとテクニカル分析を知りたい方はこちらをご覧下さい。
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