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株の板(気配値)の読み方|株価の決め方

株の板(気配値)の読み方|株価の決め方

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株の板(気配値)の読み方

板(気配値)とは、「買い手と売り手それぞれが出している注文数と価格をボードに表示したもの」です。

 

ちなみにヤフーファイナンスなどを見ると、株価が大きく表示されています。これでよく勘違いされていますが、株価というのは直前の取引で成立した価格を表示しただけなので、次の取引が同じ価格で成立するとは限りません。

 

つまり、この板の見方を知らないと、今買い注文出したらいくらで約定するか分からないことになります。

 

別のページで株の買い方について説明しているので、合わせて読んでみて下さい。
株の買い方、種類、注文方法

 

下の画面は、一般的な取引画面で、SBI証券のものを使っています。緑の枠で囲った箇所が板(気配値)です。

 

 

ちょっと見にくいので、この板をもう少し拡大しましょう。

 

 

今、仮に成行注文を出したとしましょう。

 

成行注文は今すぐ約定させる注文なので、買い注文であれば一番安い価格が約定します。売り注文であれば一番高い価格が約定します。

 

株を買おうと思ったときに、できるだけ安く買いたいですよね?

 

つまり、成行注文があれば、売りであれば青枠で囲った箇所が一番最初に約定します。買いであれば赤枠で囲った箇所がい版最初に約定します。

 

もう少し、具体的な例を挙げておきます。

 

今、トヨタの株価表示は5839円になっています。でも、これは直前に約定した価格なんです。

 

今100株の買いで成行注文を出せば、5841円で約定します。逆に100株の売りで成行注文を出せば、5825円で約定します。ちなみに、板の数字はそれぞれ100株減ります。

 

もし、100株を5839円の買いで指値注文したら、約定することはありません。その代り、板の方に5841円と5825円の間に100株が買い表示されます。

 

こんな感じで、私たちが出した注文と板は連動します。

 

板に株数と価格がどのように表示されるかわかってきましたか?

 

ここで完璧に理解する必要はありません。なんとなく掴んでおいて戴ければ、実際に取引したらすぐに分かってくると思います。

株価の決め方

ここまで板の見方を説明しましたが、実際に株価の決め方について説明していきます。

 

基本的には、株価はザラバ方式と板寄せ方式の2つの方法で決まっています。

 

ザラバ方式・・・式の取引における、価格決定方法の一つです。ザラバでの取引に適用されるため、最も一般的な売買方法です。オークション方式やオーダードリブンとも呼ばれます。価格優先の原則が適用されるため、最も安い価格の売り注文と最も高い価格の買い注文が値段で合致した際に取引が成立します。また、時間優先の原則も適用されるので同じ価格であれば先に注文した方から約定していきます。

板寄せ方式・・・株式の取引における、価格決定方法の一つです。寄り付きと引けにのみ適用される方法で、この方法は日本独自の価格決定方法です。時間優先の原則が適用されず、すべて同時に出された注文とみなして、価格優先の原則のみが適用されます。具体的な価格決定方法としては、まず成行注文をすべて相殺します。その後、価格が高い買い注文と価格が安い売り注文を同一価格帯で合致するまで順々に相殺していきます。同一価格帯で合致したら、それまで相殺していた注文は全てその価格で取引成立します。寄り付きの場合は、もし同一価格帯で合致しなければ、合致するまで取引が開始されません。

 

これら2つを組み合わせて、株価は決まっています。

 

株価がどのように決まっているか知ることは、投資家のとって必須事項とも言えます。ぜひ押さえといて下さい。

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