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強弱レシオ(篠原レシオ)とは|計算式は?
強弱レシオとは「市場のエネルギーと人気から株価水準を分析する手法」です。
日本のチャート分析家の篠原正治が考案した手法のため、篠原レシオとも呼ばれています。
強弱レシオでは、強弱エネルギー(Aレシオ)と強弱人気(Bレシオ)の2つのインジケーターを使って分析していきます。
それぞれの計算方法は以下となります。
高値と始値の差を強エネルギーと呼び、始値と安値の差を弱エネルギーと呼びます。任意の期間で平均した強エネルギーから弱エネルギーを割ったものを強弱エネルギーと呼びます。
強エネルギー÷弱エネルギー×100
強弱レシオ(篠原レシオ)の見方、使い方
強弱レシオ(篠原レシオ)の見方は、強弱エネルギー(Aレシオ)と強弱人気(Bレシオ)の2つに分けて説明してきます。
株価の上昇エネルギーを表します。150%を超えてくると過熱感があると判断され、逆に60%まで低下してくると株価は割安感があると判断できます。
株価の人気を表します。200%を超えてくると過熱感があると判断されます。逆に、30%まで低下してくると株価は割安感があると判断できます。
実際に赤丸箇所は割高、青丸箇所は割安を示しているポイントとなります。
特に、Aレシオ、Bレシオ共に急落、急騰しているような場面では、指標としての信頼性が高くなります。
強弱エネルギー(Aレシオ)が60%以下、かつ強弱人気(Bレシオ)が30%以下の場合、「買い」
強弱エネルギー(Aレシオ)が150%以上、かつ強弱人気(Bレシオ)が200%以上の場合、「売り」
他の指標とは違う切り口から価格分析している指標なので、他の指標と組み合わせると新しい視点が得られ効果的です。
お疲れ様でした!
以上で、強弱レシオ(篠原レシオ)の説明を終わります。
もっとテクニカル分析を知りたい方はこちらをご覧下さい。
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