初心者が株で儲ける近道は投資理論を学ぶことです!

出来高

出来高とは「実際に売買された取引数量のこと」です。

 

良くも悪くも、その銘柄の興味度を表す指標と言えます。

 

例えば、A社が公表していた収益に対して、大幅増益する予測を出した場合、投資家はその銘柄を買おうとします。

 

おそらく公表前よりも取引される数量は上がる可能性が高いです。言い換えれば、その銘柄の人気が出たと言えます。

 

逆の例も考えてみます。

 

B社が粉飾決算をしていたことが発覚した場合、投資家はその銘柄を売ろうとします。

 

これも悪い意味で投資家の注目を集め、出来高を上げる例です。

 

 

このチャートは東芝のものです。

 

赤丸で囲ったところは、不正会計が発覚したときです。

 

ニュースでも散々報道されたように、市場でも投資家の注目を集めました。東芝ほどの有名企業なので、もともと出来高は高かったのですが、事件が発覚すると、それまでの10倍以上の出来高となり、その後も3、4倍の出来高となっています。

 

この事件が、発覚から1年たった今もなお投資家の関心を集めていることを示しています。

 

このように、出来高は投資家の関心を示す指標として活用することができます。

出来高から読む次の値動き

前述した通り、出来高が増えるということは投資家の興味をきいたときです。

 

実際にどんなことが考えられるのか確認していきましょう。

 

 

@株価が上昇している中で出来高が増える場合

 

ポジティブなニュースで市場の注目を集めており、過熱しているものの、まだまだ値上がりが期待できます。

 

A株価が上昇している中で出来高が横ばいとなる場合

 

ポジティブなニュースで市場の注目を集めていますが、値上がりの勢いは落ちてきています。

 

B株価が上昇している中で出来高が減る場合

 

上昇相場はいったん終了と見た方が良いです。値下がりする可能性があるので注意が必要です。

 

C株価が下落している中で出来高が増える場合

 

ネガティブなニュースで市場の注目を集めており、まだまだ売り込まれる可能性があります。

 

D株価が下落している中で出来高が横ばいとなる場合

 

ネガティブなニュースで市場の注目を集めていますが、値下がりの勢いは落ちてきています。

 

E株価が下落している中で出来高が減る場合

 

下落相場はいったん終了と見た方が良いです。値上がりも視野に入れて対応する必要があります。

 

 

何かのニュースによって大きく値が動くので、タイミングを読むのは難しいですが、そこからの対応は出来高を見ながら落ち着いて対応していく必要があります。

流動性を見極める

出来高を使って読み取るべき重要なことが、流動性です。

 

流動性とは「現金化できる度合のこと」です。

 

先ほどの例に挙げた東芝などの有名企業であれば気にする必要はありませんが、中小株になるとこの流動性を意識しないと大変なことになるかもしれません。

 

まずは、とある上場企業の出来高をご覧ください。

 

 

赤丸で示すところは、出来高が無いということを意味します。

 

これがどんな意味があるかというと、例えばこの銘柄をあなたが持っていたとします。

 

そして、業績が低迷しているので売りたいと思ったとします。

 

このときに、なかなか買い手がつかずにあっという間に株価が大きく下落してしまうかもしれません。

 

もともと人気のない株なのに、何か悪い材料があれば誰も買わないという当たり前の話ですが、出来高を見ておかないとこういう銘柄を買ってしまう可能性があるわけです。

 

特に、企業のことをよく調べずにPERや配当利回りなど指標だけ見て買っている方は注意が必要です。

 

中小株を買うときは、特に出来高を使って流動性に問題ないことを確認して下さい。

 

お疲れさまでした!!
以上で出来高の説明を終わります。

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