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国内総生産(GDP)とは
国内総生産(GDP)は「当該国内で生み出された付加価値額の合計のこと」です。
英語ではGross Domestic Productの頭文字を取ってGDPと表現されます。
その国の経済力を測る指標として機能し、GDPの変動率が経済成長率として広く用いられています。
似たような指標として国民総Gross Domestic Product生産(GNP)がありますが、GNPはGDPに対して外国に住む国民の生産量を加え、国内の外国人の生産量を除外しています。
実質GDPと名目GDPの違い
良く混乱してしまうのが、実質と名目という2つの用語です。
GDPというのはその一年間で生み出された付加価値額を表します。当然、そこには実力だけでなく、物価変動の影響を大きく受けているわけです。
物価変動の影響を受けている素直な数字が名目GDPと言われ、物価影響を排除したのが実質GDPと言われます。
また、この物価指数を表す数字をGDPデフレータと言われます。
GDPデフレータは「物価変動を指数化したもの」です。算式は以下となります。
GDPデフレーター=名目GDP÷実質GDP
GDPデフレーターの増加率がプラスであればインフレであり、マイナスであればデフレだと判断できます。
こちらの指標も、その国の物価変動を表す指標として活用されることが多いので、次いでに覚えておくといいかもしれません。
国の物価指数は、金利との関係が強く、為替市場に大きな影響を与えるファクターです。
世界のGDPランキング
せっかくですので、世界の名目GDPを見てみましょう。
まずは、1位〜8位です。
これを見てどう思うかはあなた次第・・
やはり中国の成長は脅威的です。
また、EU連合も合わせれば、中国を超えるGDPとなり、大きな影響力を持ちます。
次に、9位〜20位です。
インドやロシア等のポテンシャルの高い国の急成長が目立ちます。またトルコ、サウジアラビアなどの中東圏の台頭も見えています。
今回は圏外となりましたが、22位にはナイジェリア、34位には南アフリカとアフリカ勢も成長してきているので、世界経済の成長はまだまだ続きそうです。
最後に、2014年GDP構成比率を見ておきます。
上位15カ国で75%を占めているのが世界の現状です。もっと言えば、上位5カ国で50%を占めています。
新興国の成長という世界の流れを考えると、新興国にはまだまだチャンスがあるということが言えます。
今回は、いつものような分析っぽいことはやらずに、事実を並べてみましたが、いかがでしょうか。
やってみた方としては、結構楽しめました。
特に、中東やアフリカの諸国と先進国の差はもっと大きいと思っていましたが、個人的にはイメージと少し違う結果でした。
もちろん国の豊かさは、GDPだけではありませんが・・・
お疲れ様でした。
以上で国内総生産の説明を終わります。
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