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平均足とは|計算式は?
平均足とは「当日の株価平均と前日の株価平均をローソク足で表現したチャートのこと」です。
平均足によるチャート分析は日本発祥ではあるものの日本国内ではマイナーな分析方法で、むしろ海外で高い人気を誇ります。
英語でHeikin ashiというそのままの名前で広く知られており、視覚的にトレンドの強弱を判断するのに適した分析手法です。
それでは、まずは平均足の構成を見ていきましょう。
なんとなくイメージは掴めると思いますが、平均足の計算式は下記となります。
平均足の始値
=(ローソク足の前日始値+ローソク足の前日終値)÷2
平均足の終値
=(ローソク足の当日始値+当日高値+当日安値+当日終値)÷4
いわゆる、我々が知っているローソク足と見た目は全く同じものとなりますが、表示ルールは異なっており違う形になるということをまずは理解しておいて下さい。
平均足の売買手法(ローソク足との違い)
平均足の見方(使い方)について、通常のローソク足との違いを踏まえながら見ていきましょう。
上記のようなローソク足の形は、通常のローソク足でも、平均足でもよく出てくる形です。
ただし、読み取り方は全く異なってきます。特に、上記のような、上ひげや下ひげをつけた場合の読み取り方が異なります。
ローソク足:強い売り圧力があり、反転する可能性がある
平均足:強い上昇トレンドのサイン
ローソク足:買い支えがあり、反転する可能性がある
平均足:強い下降トレンドのサイン
平均足の売買手法(トレンド転換のタイミング)
実際にチャートを見ていきましょう。上が通常のローソク足チャートで、下が平均足のチャートです。
上記見て戴くと、陽線と陰線が数日間継続するのでトレンドが把握しやすいことが分かると思います。このトレンドが転換するタイミングをまとめると以下となります。
上昇トレンドの場合、陽線の下ひげが出たり、陰線になる
下降トレンドの場合、陰線の上ひげが出たり、陽線がなる
また、他の指標と比べても、ダマしが出にくくトレンド把握に重宝する指標です。ただし、上げ下げを繰り返すボックス相場では、陰線と陽線が交錯して、機能せずダマしが多くなります。
ダマしに対する解決策として、RCI、RSI、モメンタムなどのオシレーター系指標と組み合わせると、売買タイミングの精度を上がるのでおすすめです。
お疲れ様でした!
以上で、平均足の説明を終わります。
もっとテクニカル分析を知りたい方はこちらをご覧下さい。
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