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投資家たちの大きな過ち
株式投資において、個人投資家の方々はなかなか勝てないという現実があります。
機関投資家、いわゆるプロと呼ばれる人たちは、情報量、資金力、経験の面で個人投資家をはるかに凌駕しています。
短期投資だろうが、長期投資だろうが、プロのフィールドで戦えば勝てる人がほとんどいないのは当たり前の話なのです。
個人投資家は犯しがちな過ちをまとめてみましょう。
・企業のことをよく知らずに投資してしまう
・良い企業を見つけると次の日には買っている
・テクニカル指標をもとにデイトレードに勤しんでいる
・配当金が多い会社を長期保有してればよいと思っている
・1週間や2週間で儲けたいと思っている
・話題になっている勢いのある株に投資する
もちろん、テクニカル指標を使って儲けている投資家もいます。ただ、一般論として上記に該当している方は勝てていないです。
それは、冒頭で話した通り、機関投資家という絶対的強者がいてそれを出し抜かなければ勝てないからです。
そうでないならば、たまたま運よく勝っただけです。例えば、2013年に自民党が政権を奪還する直前に株を買えば2年後にはアベノミクスにより、ほとんどの企業の株価は上がっていました。つまり、どの企業に投資しても勝てたわけです。
また、その2年間で、日経平均株価は8000円から16000円まで2倍程度なったので、数週間の短期投資であったとしても買いから入れば勝てる確率は高かったと言えます。
株式投資の本質
普通の個人投資家が株式投資で勝つためには、株式投資の本質を理解する必要があります。
それは株式投資とは本来、配当金と配当金をもらえる権利(株価)が向上することが目的ということです。
配当金は、企業が生み出す利益から払われます。仮に今は配当金がなかったとしても、生み出された利益は将来の投資に回されるわけで、それは更なる利益を生み出し、究極的には配当金が増えていくことになります。
つまり、株式投資をする上で、「投資先の企業の利益は将来増加するのか」という着眼点がない時点で間違った投資と言えます。
ただし、あくまでも株式投資の本質としては間違っているという意味で、テクニカル指標を利用した投資などその他の手法でも儲けていれば、それは正しい手法です。
ただ、それらは限りなくプロフェッショナルな領域で、一般人が真似してできるレベルの話ではないということです。
なので、実際に個人投資家は勝てない人がほとんどなのです。
勝てる投資家になるためには
先ほど話した通り、「投資先の企業の利益は将来増加するのか」という着眼点を持つことが重要です。
さらに、その企業に投資するタイミングも重要です。
良い企業に投資をすればいいだけなら、トヨタ自動車に投資すればいいわけです。
成長性がある優良企業なのに、株価に反映されていない企業を選ばなくてはいけません。
簡単に紹介すると、成長性がある企業を選ぶにはEPSやROEの推移や決算書を読み解く力を磨く必要があります。
タイミングについては、チャートパターンが重要です。また、MACDやRCIなどトレンドを測る指標や出来高分析への理解も大切です。業界平均のPERから理論株価を算出して、株価の妥当性を測ることも有効になります。
最後に、銘柄選びとタイミングを学んだ上で重要なのが、しっかり腰を据えて取り組むということです。
株式投資は1週間や2週間で一攫千金というものではありません。長期投資を勧めるわけではありませんが、少なくとも目標値を設定したら、大きなトレンド変化や損切りラインを割ることがない限り持ち続ける意識が必要です。
なかなか勝てる投資家になるのは難しいですが、私自身これに気付いて自分を磨き続けることで結果は大きく変わりました。
皆さんの参考になれば幸いです。
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