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ニコラスダーバスのボックス理論とは
ボックス理論とは「直近の高値と安値で形成されるレンジ内から株価が抜けた時に値動きが加速するという理論のこと」です。
この直近の高値と安値で形成されるレンジをボックスに見立てていることからボックス理論と名付けられています。考案者は、当時世界的なダンサーという異色の経歴を持つニコラスダーバス氏です。
ボックス理論のイメージは以下となります。
点線内がレンジになっており、そのレンジから抜けていくことをブレイクアウトと呼びます。ブレイクアウトすると値動きが加速していき、また次のボックスを形成していくことになります。
ボックス理論では、このブレイクアウトした時の値動きを狙ってトレードしていくことになります。
ボックス理論を株、FXで使いこなそう
実際に、ボックス理論を使って株やFXで儲けるための戦略を考えていきましょう。
ボックス理論の使う上での基本戦略は以下となります。
レンジから上にブレイクアウトしたら、買い
レンジから下にブレイクアウトしたら、売り
また、ボックス理論の提唱者、ニコラス・ダーバス氏によるとストップロスオーダーと組み合わせると効果的とされています。
買い目線でトレードすると、以下のようなイメージとなります。
一度ブレイクアウトすると、次のボックスが形成されるので、それに合わせてストップロスオーダーも切り上げていくことになります。
ストップロスオーダーとは、株価があらかじめ指定した価格以下になったら執行される注文のことです。FXなどではロスカットとしてよく知られています。
この注文方法によって、利益確定を早すぎず、遅すぎないように管理することができます。
これは、様々な情報が交錯することで、投資判断が鈍ることないように、機械的なトレードをするための仕組みとダーバス氏は位置付けています。
ボックス理論についてはダーバス氏が書籍を書いていますので、興味がある方はチェックしてみて下さい。
私は株で200万ドル儲けた ニコラス・ダーバス
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ボックス理論の注意点
ボックス理論の注意点としては、高値と安値で形成されるレンジの設定が難しいことが挙げられます。
レンジの設定には明確なルールがありませんが、広すぎればストップロスオーダーが機能しなくなるし、狭すぎれば損切りばかりで利益が出なくなってしまいます。
基本的には、直近の高値と安値をとれば良いのですが、レンジ幅については注意するようにして下さい。
株とFXでは違うし、銘柄によっても値動きの癖は違うので、何%が適正といった目安は提示できませんが、過去の値動きなどからレンジ幅は狭すぎないか、広すぎないかという視点でみることが重要です。
お疲れ様でした!
以上で、ボックス理論の説明を終わります。
もっとテクニカル分析を知りたい方はこちらをご覧下さい。
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