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米大統領選による株価影響
世界のリーダーであるアメリカのトップを決める米大統領選はまさに世界一のイベントといっても過言ではありません。
米大統領選の前年から株価は上がり出すというアノマリーも信じられており、今回はそこらへんを検証していきます。
まずは、米大統領選の株価への影響を検証する上で、イベントの時期や特徴を整理していきます。
大統領 |
時期 |
備考 |
---|---|---|
ドナルド・トランプ (共和党) |
2016/11/8 |
新任 |
バラク・オバマ (民主党) |
2012/11/6 |
再選 |
バラク・オバマ (民主党) |
2008/11/4 |
新任 |
ジョージ・W・ブッシュ (共和党) |
2004/11/2 |
再選 |
ジョージ・W・ブッシュ (共和党) |
2000/11/7 |
新任 |
ビル・クリントン (民主党) |
1996/11/5 |
再選 |
ビル・クリントン (民主党) |
1992/11/3 |
新任 |
アメリカの大統領選は日本のような不定期ではなく、4年に1度と決められています。
昔は波乱も多かったですが、近年は大統領が2期続けて安定した政権運営をしており、2016年就任したトランプ大統領が久々の波乱だったと言えます。
トランプ政権
記憶に新しいトランプ政権誕生時の株価への影響から検証します。
指標は、日経平均株価とNYダウを使います。2016年1月の株価を1として、変化率をグラフ化しています。
大統領決定後、日経平均とNYダウは明らかに上昇しています。
オバマ政権1期&2期
次にオバマ政権成立時の株価への影響を見てみましょう。
まずは、オバマ大統領1期目です。
2006年1月の株価を1として、変化率をグラフ化しています。
リーマンショックで株価暴落真っ只中だったこともあり、データとしてはやや信頼性に欠けます。
次は、2期目です。2010年1月の株価を1として変化率をグラフ化しています。
こちらは就任後株価が急騰しています。日経平均は安倍内閣成立と時期がかぶりますが、NYダウの急騰は大統領選の影響を受けていると言えます。
ブッシュ政権1期&2期
次はブッシュ政権発足による株価影響です。
まずは1期目から見ていきましょう。1998年1月の株価を1として変化率をグラフ化しています。
アルゴア前副大統領との対決で近年まれにみる接戦でした。そういったこともあり政局が一本化できなかったのでしょうか。NYダウは横ばいに推移しています。
2期目も確認します。2002年1月の株価を1とします。
1期目と同様に株価は横ばいとなっています。
ブッシュ大統領は投資家的には不人気だったのでしょうか。
クリントン政権1期&2期
最後にクリントン政権をみていきましょう。
まずは1期目からで、1990年1月の株価を1として変化率をグラフ化しています。
緩やかですが、大統領就任後上昇傾向となっています。
次に2期目です。1994年1月の株価を1としてます。
日経平均は軟調ですが、NYダウは強い上昇トレンドとなっています。
米大統領選による株価への影響
全体を通してみてきた傾向以下2点でした。
・1年〜半年前からのトレンドに合わせて、大統領選後も動いていく
・日経平均は大統領選による影響をあまり受けない
ここから結論づけられるのは、大統領選が株価に与えている影響が大きくないということです。
大統領選があるから上げるとか下げるではなく、全体のトレンドを見ながら投資判断する必要があります。
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