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ゾーン 相場心理学入門の概要
ゾーン 相場心理学入門の要約です。
投資本を読んでいると心理面に言及している書籍は結構ありますが、テクニカル分析や資金管理の話など様々なトピックの一つ、もっと言えばおまけぐらいな感じで扱われていることがほとんどです。
そういった意味で、本書は相場心理の話だけをまとめている珍しい本と言えます。
ゾーン 相場心理学入門
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ファンダやテクニカル分析との比較から心理分析の重要性を説明しています。
トレードにおける危険性を心理面から説明しています。
トレードする上で、心の保ち方やリスクへの考え方などを説明しています。
トレードを確率論で考えていく術を説明しています。
本書の主題であるゾーンに入るための術を説明しています。
第1部 心理分析の重要性
ファンダメンタル分析やテクニカル分析でいくら分析したところで実際には相場で勝てないのはなぜか。
それは、分析には答えが無数にあるからで、結局は利益を出す能力は別のところにあると、本書で説明しています。
その上で、成功している投資家はどのような思考で、相場で勝つのか、簡単に紹介されています。
心理分析について詳しく説明する前の導入部分となっています。
第2部 トレードの誘惑と落とし穴
本書では、トレードは自由な表現であると同時に、それだけ心理的負担が大きいものであると紹介されています。
人間社会において、当たり前に求められ身に付ける自己抑制が必要のない投資の世界はそれだけ魅力的となります。
一方で、それだけに誰も教えてくれない心のコントロールが必要になるという話をしています。
第3部 成功するためのトレード姿勢
ここからは、ではどのようにメンタルをコントロールしていけば良いのかという話が書いてあります。
キーワードとしては、「責任を取る」「一貫性」「認識」の3つで成功するためのトレード姿勢について説明しています。
@責任を取る
トレードでは、きちんとリスクを理解して、現実受け入れることが重要です。
トレードに願望や期待があると、実際に損をしたときに、マーケットのせいにしてしまいがちです。
そういったトレード姿勢では、失敗から何も学べないので、きちんと責任を取るという姿勢が重要であると書いてあります。
A一貫性
良いメンタル状態を一貫して保つことの重要性が語られています。
恐怖や欲望などがメンタルに与える悪影響は何となくみんなが分かっているかもしれないが、分かっていることと実行することは違うという話はなかなか面白いと思います。
B認識
客観的にマーケットを見られるようにするにはどうすればよいかという話です。
我々人間は恐い経験をすれば、それが怖いと認識する。そうすると、マーケットも怖いものになってしまう。なぜならば、マーケットで損したことが無い投資家なんていないのだから。
このような思考だとマーケットが提供するトレードチャンスに尻込みしてしまうので、本書では認識のベクトルを少し変えるべきと主張しています。
第4部 確率的思考法
ここではマーケットの正体について語られています。
簡単に言うと、マーケットは確率のゲームに過ぎないということです。その上で、我々トレーダーはどう向き合っていけば良いのかという話です。
簡単なようで、奥深い話だと思います。
別のページでも、確率的思考法について詳しく解説しているので、参考にして下さい。
⇒確率的思考法について
第5部 トレーダー的思考法
最後に上述してきた話を踏まえて、トレーダーとしてどうあるべきかという話をまとめています。
キーワードでいうと「ゾーン」という言葉を使っています。
本書の主題である「ゾーン」の話がここで出てくるわけです。
ゾーンとは、最高の心理状態でマーケットと同調している状態のことだそうです。
この表現は、本書を読めば少しは理解できるかと思います。本書にも書いてありますが、実践してだんだんと理解できてくる非常に概念的な話です。
ゾーン 相場心理学入門のまとめ
メンタルの話しか書かれておらずトレードの知識や経験則が書かれた本ではないので、敬遠されがちですが、この手の書籍を1冊は読んでおいて欲しいというのが正直なところです。
実はトレードでは、知識や経験よりもメンタルが重要です。
これは、本書にも書いてありますが、私自身も実際に投資してきた経験上そう思います。
損をすれば悲しいし、利益が出れば浮かれるし、人間はそんなものです。でも、投資で勝っている方は、そんな人間ではないわけです。
じゃあどう違うの?という話が本書なので、単純に読み物としても結構面白い本だなと思います。
ゾーン 相場心理学入門
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