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FOREX.comのノックアウトオプションとは?
FOREX.comとは「米国最大のFX業者として知られ、世界180カ国で事業展開する世界トップレベルのFX業者」です。
FOREX.comはMT4が使える国内のFX業者としてよく知られた存在ですが、新サービスとして2019年12月にノックアウトオプションをリリースしました。
そこで、FOREX.comがリリースしたノックアウトオプションの魅力を紹介していきます。
ノックアウトオプションとは「あらかじめノックアウトレベル(損切りライン)を設定することでリスクコントロール可能となった金融商品のこと」です。
通常のFX取引であれば、ポジションを持った時にはまだ損失額、利益額は分かりません。
しかし、ノックアウトオプションではポジションを持つ時にいくらになったら決済と損切りポイントを指定するので、損失額は限定されます。
FXでも損切りを設定できますが、FXの明確な違いは実際に損切りするまで損失額は確定していないという点です。
もしかしたら、FXではスリッページが発生して損失額が大きくなるかもしれませんし、自分で損切りポイントを変更することも可能です。
要するに、FXの損切り設定はまだ確定していないのです。
ノックアウトオプションは、FX取引と同じような感覚で取引できつつ、あらかじめ損失額を固定できる金融商品です。
リリースイベントに参加してきました!
FOREX.comでのノックアウトオプションのサービス開始を記念して、2020年2月8日にリリースイベントが開催されました。
私も招待されたので、参加してきました!
六本木ヒルズ内のイベント会場を貸し切って開催ということで、本気度を感じるイベントです。
会場はトレーダーやメディア関係者など100名ほどが参加してなかなかの賑わい。
オープニングではFOREX.comの社長が登壇して、ノックアウトオプションへ力を入れる姿勢を語ってくれたので、今後のサービス拡充も期待できそうな印象を受けました。
イベントの終盤ではパーティー形式で参加者同士が自由に話せる時間があり、そこでノックアウトオプションのメリット、デメリットを社員さんに色々聞いてきました。
ぜひ参考にしてみてください。
ノックアウトオプションのメリット
ノックアウトオプションは非常に有効な取引手法なので、その魅力をもう少し詳しく説明していきます。
@資金効率が非常に高い一方で、リスクは限定
A1,000通貨から取引可能なので少額でも始められる
資金効率が非常に高い一方で、リスクは限定
ノックアウトオプションのメリットの一つに高い資金効率が挙げられます。
FX取引だと資金効率を上げるというのは、レバレッジを上げることを意味しますが、ノックアウトオプションでは損失額は限定されるのでリスクコントロールが可能。
これは資金の限られる個人投資家にとって大きなメリットです。
一般的な国内FX業者との資金効率比較は以下。
買い1ロット |
国内FX業者 |
FOREX.com |
---|---|---|
想定元本(ドル) | $10,000 | $10,000 |
想定元本(円) | \1,100,000 | \1,100,000 |
1pipsあたりの損益 | \100 | \100 |
ノックアウトレベル | 109 | |
必要証拠金 | \44,000 | \10,000 |
最大損失 | 無制限 | \10,000 |
※ノックアウトレベルを下げれば、必要証拠金は増えますがその分余裕を持った損切りラインにすることも可能
上記の通り、少ない証拠金でありながら、リスク(損失額)を限定できます。
1,000通貨から取引可能なので少額でも始められる
先ほど少ない資金でもノックアウトオプションが可能と書きましたが、それでも1万通貨単位だと数万円の資金が必要になります。
確かに、ノックアウトレベルを狭くすれば、少額資金でも取引可能です。
しかし、それではすぐにノックアウトされて、利益を出しにくくなります。
ノックアウトオプションの魅力は、価格が下がっても最終的に自分が予想した方向にいけば勝てるところにあるので、ノックアウトレベルはある程度余裕を持っておきたいところです。
実はFOREX.comのノックアウトオプションであれば、1000通貨単位で取引が可能です。
つまり、数千円でも現実的なノックアウトレベルとなるノックアウトオプションが使えるわけです。
1,000通貨から取引可能なので、少ない証拠金で取引できるノックアウトオプションの魅力をさらに引き上げます。
ノックアウトオプションのデメリット
ノックアウトオプションを始める前にデメリットも気になるところだと思います。
デメリットは以下。
@最初に決めたノックアウトレベルは変えられない
AFXよりもスプレッドが広くなる
最初に決めたノックアウトレベルは変えられない
ノックアウトオプションは損失額を確定してしまうため、後でノックアウトレベルを変更することができません。
FX取引であれば、状況の変化に応じて損切りラインを調整することができるので、多くの方が不便を感じると思います。
ただし、どうしても変えたいのであれば、決済してまたすぐにポジションを持つという方法はあります。
FXよりもスプレッドが広くなる
ノックアウトオプションは、スリッページが発生しない等メリットがあるので、その分FXよりもスプレッドが広くなります。
例えば、FOREX.comのFX取引ではドル円0.2銭で提供されていますが、これがノックアウトオプションだと0.9銭となります。
なので、短期取引でバンバン取引をしていきたいという方には不向きと言えます。
逆に、中長期目線で100pipsや200pipsの大きな値幅を取りにいくトレードであれば、それほど気にする必要があるスプレッドではないと思います。
FOREX.comのノックアウトオプションまとめ
FOREX.comのノックアウトオプションは以下の方におすすめ。
・資金効率を上げたい
・スリッページ等の不確定なリスクを避けたい
・中長期で大きな値幅を狙いたい
繰り返しになりますが、ノックアウトオプションは損失額を限定できるのに、資金効率が高いという従来の常識を覆す金融商品です。
今話題の新サービスなので、ぜひ検討してみてください。
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