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心理を読むサイコロジカルラインの使い方!過去からのシグナル

心理を読むサイコロジカルラインの使い方!過去からのシグナル

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サイコロジカルラインとは|計算式は?

サイコロジカルラインとは「ある一定期間での相場の上昇日数の割合を指数化したもの」です。

 

サイコロジカルは、英語表記でPsychologicalとなり、心理という意味を持ちます。

 

株式投資は心理戦などと良く言いますが、上がり続ける株は無いし、逆に下がり続ける株もありません。

 

倒産でもしない限り、東電や東芝などあれだけ悪いニュースが重なっても、どこかで下げ止まるのです。当然、投資家たちはそれを感覚的に理解しているので、株価が上がり続ける、もしくは下がり続ければ、そろそろ反発するだろうと考え出すわけです。

 

株式投資は多数決の側面もあるため、みんなが下がると思えば下がるし、上がると思えば上がるのです。

 

このような一連の心理戦を指数化して分かりやすくしたものが、サイコロジカルラインです。

 

さっそく、計算式を見てみましょう。

サイコロジカルラインの計算式

 n日間で上昇した日数÷n日間×100

期間は、12日間に設定されることが一般的です。

過去の確率を指数化

計算式を見て戴くと分かると思いますが、サイコロジカルラインは一定期間の中で株価が上昇した日が何回あったのか、その確率を計算しています。

 

12日間で設定してたとして、12日間で9日上昇、3日下落だったら、12戦9勝なので75%となるわけです。

 

過去の値上がりした日数の確率が下がってくれば、下げトレンドであり、確率が上がってくれば、強いトレンドであると判断できます。

 

上がったかどうかしか見ないので、非常にシンプルな指標と言え、これがサイコロジカルラインの利点です。

サイコロジカルラインの使い方

サイコロジカルラインの使い方をみていきましょう。

サイコロジカルラインの使い方

25%以下だと売られ過ぎのため、買い
75%以上だと買われ過ぎのため、売り

これを念頭に、下図をご覧下さい。

 

サイコロジカルライン

 

上図は日経平均の日足チャートです。18年10月の暴落時にはサイコロジカルラインが80%を超えており、市場に過熱感があったことを表しています。

 

実際に、ここが天井となり短期的な下落相場が開始しています。

 

その後、12月にあった暴落時にはサイコロジカルラインは40%ぐらいまでしか低下していないことにも注意が必要です。

 

サイコロジカルラインは値幅は関係なく、回数で計算されるため、急落や暴騰による過熱感に対しては反応できません。

 

急落や暴騰している場面では、サイコロジカルラインは使わないことをおすすめします。

 

逆を言えば、それ以外の場面では相場の心理を読み解く大きな手掛かりとなります。

 

お疲れ様でした!
以上で、サイコロジカルラインの説明を終わります。

 

もっとテクニカル分析を知りたい方はこちらをご覧下さい。

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