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二次的思考法とは?
二次的思考法とは、他人よりも深く物事を考えることです。
この思考法が投資で成功するために不可欠なアプローチだというのは、解説を読んで戴ければ納得できると思います。
ぜひ最後まで読んで戴ければと思います。
今回の話は、著名投資家ウォーレンバフェット氏も推奨する名著「投資で一番大切な20の教え」を参考にしています。
投資で一番大切な20の教え
※電子書籍版はなし |
投資に限った話ではありませんが、世の中の多くの人は物事を深く考えていません。
ゆえに人々は同じような行動を取ってしまうわけです。浅い考え方を一時的思考と呼び、それを深堀りして本質に近づくことを二次的思考と下記では区別しています。
二次的思考の例を挙げると以下となります。
業績絶好調の企業に対して・・
皆買っているから自分も買おう ⇒ 一時的思考
皆買ってて過熱感あるから売ろう ⇒ 二次的思考
世界恐慌で株が大暴落・・
危ないから売り逃げよう ⇒ 一時的思考
絶好の買い時がきた! ⇒ 二次的思考
投資歴が長い方ならなんとなくニュアンスを理解できたのではないでしょうか。
二次的思考法とは、目の前の現実を素直に受け取らないで、少し咀嚼してみる考え方とも言えるかもしれません。
市場は非効率である
そもそも、何でこのような二次的思考法が必要になるかと言うと、市場が非効率だからに他なりません。
実の伴わない企業の株価が急騰したり、本業絶好調の銘柄が周りにつられて暴落したり等、相場というのは常に非効率的なことの連続。
だから、相場で起きたことを真に受けてトレードしていると負け組になる確率が高いのです。
逆に、二次的思考法を身に付ければ、そうした相場の矛盾に気付き利益を得ることができるようになるわけです。
具体的に、非効率な市場とは以下のような状況です。
@本質的な価値に対して大きく乖離している
Aリスクとリターンのバランスが他との相対比較で乖離している
今の市場に当てはまるところがあると感じるならば、何かしらの歪みを作る原因が必ずあるので、それに気付きそれを踏まえた判断をするということが二次的思考法に繋がっていきます。
例えば、2019年末の株高に対して多くの人が違和感を持っていたわけですが、この理由は日銀による日本株の買い支えによるものが大きいです。
良し悪しの議論は別にして、明らかに日銀のこの行為は市場を歪めているわけです。
さあ、このまま日銀は買い支え続けられるのか?
買えなくなったらどうなるのか?
今のペースでいくとそれがいつ頃やってくるのか?
どこまで下がると日銀の持株はマイナスになるのか?
日銀が是が非でも防衛したいラインはどこか?
一つの見方に過ぎませんが、株高だから勢いがある!ではなくて、もう少し踏み込んで考えてみると面白いかもしれません。
ぜひ、二次的思考を取り入れて、相場に騙されない投資家になって戴ければと思います。
お疲れ様でした!
その他にもメンタル分析に関連した記事を書いているので、もし良かったらこちらもご覧下さい。
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