初心者が株で儲ける近道は投資理論を学ぶことです!

TOM効果

月末、月初は株高になりやすいと言われています。

 

月の変わり目を英訳するとturn of the monthとなります。この頭文字を取って、TOM効果と呼びます。

 

月末は、機関投資家が保有株式の評価額を上げるために買いに回りやすい時期です。

 

お化粧買いやドレッシング買いと言えば、ニュース等で聞いたことがある方も多いと思います。

 

また、 毎月一定額を積み立てていく投資信託などの購入日を月末に設定していることも多いです。

 

つまり、月末は取引量が多くなりやすい時期なのです。

 

機関投資家を中心に買い方が多ければ、当然株価は上昇していきます。

 

さらに、サラリーマンの給与支払日が月末に集中していることで個人投資家の月末買いを後押ししていると考えられます。

 

TOM効果を利用した投信も存在しており、経験則として信頼性は高いようです。

検証してみよう!

今回は、月末4日営業日前の始値で投資し、月初2日営業日の終値で回収した場合を検証します。

 

2009年1月末〜2013年12月末までのデータを使用します。

 

結果は、60回中35回、58%の確率で上昇しており、平均で0.34%上昇しました。

 

実際に投資していれば、20.56%上昇しています。

 

月次別で整理すると、以下表のようになります。

 

  2009 2010 2011 2012 2013
1末 0.55% -1.29% 0.45% -0.15% 2.34%
2末 -0.51% -1.02% -0.91% 1.90% 0.76%
3末 3.43% 3.59% 1.86% -1.01% -3.68%
4末 6.27% -6.11% 1.58% -0.91% 0.05%
5末 3.63% 0.38% 0.59% -3.60% -2.94%
6末 2.58% -5.88% 3.44% 4.55% 7.78%
7末 2.55% 1.91% -2.32% 2.91% 0.88%
8末 -2.60% 1.74% 2.33% -3.97% 3.15%
9末 -6.38% -1.84% -0.47% -2.72% -3.69%
10末 -4.27% -2.41% -0.39% -0.09% -0.25%
11末 2.42% 0.50% 6.21% 0.65% 1.60%
12末 1.28% 0.85% 0.54% 5.02% -0.29%

 

9月、10月は全てマイナスと極端ですが、それを除けば、勝率はかなり高いと言えます。

 

特に、6月、11月がTOM効果に強い月のようです。

 

TOM効果は有効であると言えます。
ただし、9月、10月は効果が出にくいです。

 

さすがに、投信に設定されているだけあって、有効に機能するアノマリーのようです。

 

今回は、月ごとに分類しましたが、もっと違う視点から見ることも可能だと思います。

 

もし自分だけの規則性を見つけられれば、それが必勝法になるかもしれませんね。

 

お疲れ様でした!以上で、TOM効果の説明を終わります。

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