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ビール業界のアノマリー
ビール銘柄は夏に株価を上げやすい。投資をしているとそんなアノマリーを聞いたことはありませんか?
夏と言えばビールが良く売れる。これは間違いないのですが、それで本当にビール銘柄の株価が上がるのかを本日は検証したいと思います。
まずは、大手4社(アサヒ、キリン、サッポロ、サントリー)の株価とその4社平均と日経平均株価を年度ごとに比較していきます。
年初の株価を1として、その後の変動率を指数化しております。
2月から5月までは日経平均より高いパフォーマンスとなっていましたが、それ以降はサッポロが足を引っ張りパフォーマンスが悪くなりました。
相場全体が好調だった年ですが、ビール業界は3月頃から日経平均を超える高いパフォーマンスで推移しました。
特に、アサヒとキリンの伸びが大きかった年です。
2月頃から日経平均のパフォーマンスを上回りますが、8月のサッポロの暴落で日経と変わらない結果になりました。
この年は年度通して日経とほぼ同じパフォーマンスでした。
ただし、好調なサントリーと軟調なサッポロで各銘柄で明暗が分かれた年でもあります。
1月から日経を大きく上回るパフォーマンスで、業界で高いパフォーマンスを出した年となりました。
銘柄によって差がありますが、年度によってどの銘柄も浮き沈みがあり、平均値でみるのが良いということは言えそうです。
また、1月から3月のうちに日経を超えるパフォーマンスを出す傾向があることも見えてきました。
さらに、詳細をみていきましょう。
ビール業界のパフォーマンス
各年度ごとに日経平均株価に対する業界のパフォーマンスをまとめてみます。
先ほど見て戴いたグラフの中から、業界平均から日経平均を引いた差を単純にまとめたグラフとなります。
プラスだと、ビール業界の方がパフォーマンスが高いとみます。
@1月から5月頃までにかけてビール業界のパフォーマンスは高くなる。
A6月から9月にかけてどこかでビール業界が大きく落ちるタイミングがある。
B10月から12月は日経平均に対してパフォーマンスを上下するものの、最終的にはいってこいで大きな差にはならない。
特に、1月から5月にかけてのビール業界の上昇する傾向は高い確率で起きています。
夏にビールが売れることを見越して、冬あたりから仕込まれているということですね。
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