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株やFXでの資金管理の重要性
株やFX等の投資全般では資金管理が何よりも重要と言われています。
アメリカで行われた実験ですが、男女40人に勝率60%のトレードゲームを行ったところ、38人が損失という結果で終わりました。
確率というのは数をこなせばそこに集約する性質があるので、60%で勝てるゲームならば10回に6回は勝てるわけです。
なので、40人中38人という、ほとんどが負けるなんてことはあり得ません。
しかし、現実として起きたわけで、彼ら彼女らが負けた原因を分析すると、トレードするポジションサイズが大きすぎることが原因でした。
つまり、色んなことを勉強して勝率を上げても、資金管理を間違えれば相場で勝つことはできないというわけです。
勝っていたトレーダーでも1発で数億円損して自己破産なんて話を聞いたことがあると思います。
これは資金管理を軽視して、リスクを取り過ぎた結果と言えます。
というわけで、本日は2%ルールとポジションサイズという2つのポイントを説明していきます。
2%ルール
2%ルールというのは、FXや株の世界では良く知られた資金管理のルールです。
1回のトレードで許容される損失額は全資産の2%までというルールです。それ以上損が膨らめば損切りすることになります。
ちなみに、5%ルールということで5%の損失まで許容する場合もありますが、基本は2%ルールで運用するのをお勧めします。
より具体的にイメージして戴くために例を出すと、全資産100万円の投資家が20万円の株を買ったとします。この場合、100万円×2%で2万円までの損失額が許容されるというわけです。
いくらの株を買ったかは関係が無いので注意して下さい。
このように許容できる損失額を決めてしまうことで、大暴落に巻き込まれるリスクを抑えることができ、大きく負けるリスクを低減することができます。
初心者に多いのが、小さく買って大きく負ける、いわゆるコツコツドカンというやつなので、それが防げるだけでも勝率は上がります。
2%ルールは非常にシンプルでありながら、強力なトレードルールとして機能するので、ぜひ取り入れてみて下さい。
ポジションサイズ
卵は一つのカゴに盛るなというのは、相場の有名な格言の一つです。
全資産を一つの投資対象に注ぎ込んでしまうと、万が一の時に全てが吹き飛んでしまう恐れがあります。
いわゆる分散投資が良いとされるわけです。
ポジションのサイズ感には諸説ありますが、私は総資産の5分の1以下が1回のトレードで使える金額としておすすめします。
この根拠としては、通常投資額に対して10%以上の下落をするような場面では完全に投資タイミングを間違えていると言えます。
つまり、このタイミングで自動的に損切りになるように設定することが望ましいわけです。
先ほどの2%ルールとの関係から、総資産の5分の1に設定するとちょうど良いというわけです。
もちろん、投資本によっては8%だったり、5%の下落でダメと書いてあったりして、トレード対象や期間で変わってくるのは注意して下さい。
感覚的に、為替なら5%、株なら10%という感じでしょうか。
いずれにせよ、ポジションサイズに気を付けるということを意識してみて下さい。
お疲れ様でした!
その他にもメンタル分析に関連した記事を書いているので、もし良かったらこちらもご覧下さい。
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