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2018年の株価急落の理由と歴史
まずは、直近で株価が乱高下した18年の暴落相場について振り返ります。
2018年大きな大暴落が3つありました。
18年2月にあった「VIXショック」、この暴落で17年の楽観的な相場は完全にへし折られることになります。日経平均24,000円から一気に21,000円までの大暴落でした。
次に18年10月にアメリカと中国の貿易戦争勃発から始まった株価大暴落です。この時も日経平均24,000円から一気に21,000円までの大暴落でした。
そして、最後に11月のアップル成長鈍化、グーグル、アマゾンの税金問題などアメリカの成長株市場であるナスダック銘柄暴落が発端となった大暴落です。
この時は、アップダウンを繰り返し、22,500円から12月末には19,000円割り込む自体となりました。
3つともリーマンショックを超えてくる強烈な下げ幅で大きなニュースとなりました。
株価がいつ暴落するか予想する方法
株価の急落を正確に予想するのは不可能ですが、暴落しやすいサインを見極めることは可能です。
・騰落レシオ
・MACDのダイバージェンス
・ヒンデンブルグオーメン
・逆イールドカーブ
・三尊天井
しかし、先人達の知恵を使えばある程度備えることができます。
騰落レシオ
株価の買われ過ぎ、売られ過ぎを表している指標です。
120%を超えると買われ過ぎ、70%を下回ると売られ過ぎと言われています。
こうしてみると、2月と10月の暴落は騰落レシオが120%近くまで上がってきていた場面でした。
MACDのダイバージェンス
上図で示すように、株価は上がるが、MACDが下がることをダイバージェンスと言い、その後の株価暴落を示唆するシグナルと言われています。
そのように見ると、週足でかなり強いシグナルが出ており、11月から12月末にかけての暴落はある程度想定することができました。
三尊天井
上図のようの赤線で表現したような、3つ山なりで真ん中が一番高く、右が左より低い山になっているケースはその後大きな暴落が来る可能性が高いと言われています。
つまり、18年の暴落は悲劇だったというよりかは、悲劇の始りの可能性があるということになります。
ヒンデンブルグオーメン
@52週高値更新銘柄、安値更新銘柄の数が共にその日の値下がり、値上がり銘柄の合計数の2.2%以上
ANYSE総合指数が50営業日前を上回っている
B値下がり銘柄の方が値上がり銘柄よりも多い
C52週高値更新銘柄数が52週安値更新銘柄数の2倍を超えない
ヒンデンブルグオーメンが点灯すると、1カ月の間に暴落が起きると言われています。
逆イールドカーブ
短期金利が長期金利を上回ってしまう現象を逆イールドカーブと呼び、この発生は株や投資信託などから資金が逃げている状況とも考えられ不況の前兆と言われます。
通常、短期金利よりも長期金利の方が利回りは高くなります。
しかし、不況が近づいてくると株などに投資していた短期資金は短期債券へ流れるため、短期債券の金利が上がっていきます。
結果、長期金利よりも短期金利の方が高くなるという現象が起きてしまうのです。
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