ページTOPへ

オニールの成長株発掘法の書評

オニールの成長株発掘法の書評

オニールの成長株発掘法の概要

オニールの成長株発掘法の書評です。

 

本書は、著名株式トレーダーであるオニール氏により執筆された投資本です。

 

本書の最大の特徴は、「CANSLIM」と呼ばれる、成長銘柄の見分けるための指標を提示しているところにあります。

 

本書の構成としては、大きく分けて4部構成になっています。

 

 

第1部 成長株のチャートパターン

成長する株はチャートをパターン化して説明しています。

 

第2部 CANSLIMの説明

CANSLIMのそれぞれの意味について説明しています。

 

第3部 売買タイミングと資金管理

チャート分析に資金管理の話を絡めながら、売買タイミングについて説明しています。

 

第4部 その他

銘柄の探し方とか大化け株の事例、投資信託や年金の話です。
おまけ的な位置づけで良いかと思いますので、ここの説明は省かせてもらいます。

第1部 成長株のチャートパターン

過去の事例を踏まえながら、長期的に成長していく株の初動となるチャートパターンを紹介しています。

@取っ手付きカップ
A株価の収束を伴う発展的パターン
Bダブルボトム
C平底型 等々

様々なパターンが挙げられており、上級者でもなかなか知らない話が入っていると思います。

 

実際に、本書では100銘柄ものチャート事例をひたすら説明する構成になっているので、実践的に学んでいくことが可能です。

 

なかなか、言葉や一つのチャートだけでは、少しケースが違うとたちまち分からなくなってしまいがちです。

 

しかし、本書では実際の相場でやや不完全な取っ手付きカップ形状はどういったものか、どこがポイントになるのかを様々な角度から説明しているので、読み込んでいけばある程度の疑問は解消されます。

第2部 CANSLIMの説明

CANSLIMは、成長株を見分ける7つ指標の頭文字をとったものです。

@当期四半期のEPSと売上
A年間の収益増加
B新興企業、新製品、新経営陣
C株式の需要と供給
D主導銘柄か停滞銘柄か
E機関投資家による保有
F株式市場の動向

一つ一つは、多くの方がご存知の内容だと思いますが、その神髄はあまり知られていません。

 

例えば、EPSの成長性が重要だと言うことはご存知かもですが、前年同期比で30%以上の急増が望ましいことは知らないはずです。

 

このように、一つ一つの指標を丁寧かつ明確に説明してあるので、上級者でも多くの学びがあると思います。

第3部 売買タイミングと資金管理

チャートパターンの話からの応用編となるトピックです。

 

実際に、学んだチャートパターンを発見できたとして、買うタイミングと売るタイミングが分からないと意味がないです。

 

また、学んだチャートパターンが出ていてもダマしで終わることもありますので、損切りの心得も大切です。

 

著者のオニール氏は、これら売買タイミングを決めるファクターとして、資金管理が重要であると述べられています。

 

資金管理の重要性は、色んな書籍で語られる内容なので、この書籍では優先度が低いですが、売買タイミングについては、かなり具体的にどういった時に売買すべきか書いてあるので、参考になります。

オニールの成長株発掘法の総評

上述した通り、成長株とは何か、それをいつ売買すれば良いのか、しっかり整理されています。

 

中長期投資を目指す方は、必読と言っても過言ではないです。

 

安い書籍ではありませんが、自信を持っておすすめできる書籍です。

 

管理人:くにたん

スポンサードリンク

用語集


 
おすすめ投資本 ファンダメンタル分析 テクニカル分析 アノマリー分析 株価の規則性検証