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オニールの空売り練習帖の書評

オニールの空売り練習帖の書評

オニールの空売り練習帖の概要

オニールの空売り練習帖の書評です。

 

CANSLIMという成長株を見極める手法で有名なオニール氏が、逆に成長しない(値下がりする)銘柄に対して空売りで儲けるというコンセプトで書かれているのが本書です。

 

ちなみに、オニールの成長株発掘法の書評はこちらをご覧下さい。

 

空売りを覚えれば、リーマンショックのような全銘柄が軒並み暴落する場面でもしっかり利益を確保することができ、利益機会を増やしていくことができます。

 

オニールの空売り練習帖
ウィリアム・J・オニール

 

 

 

第1部 空売り手法

空売りのタイミングや銘柄の選び方など、全般的な手法について解説しています。

 

第2部 チャート分析

チャートの分析方法を説明しています。

 

第3部 空売りの構造

トレンド転換の流れを説明しています。

 

第4部 空売りモデル

実際に過去のチャートを用いて、空売り手法の運用方法を解説しています。

第1部 空売り手法

強気相場ではなく、弱気相場で空売りをしなければならない等の、当たり前の基本事項が説明されています。

 

当たり前と言っていますが、強気相場なのに一瞬の反落狙いで空売りしている方は多いと思います。

 

そうやって損失が膨らんでいるので、基本に忠実であることは非常に大切なことです。

 

弱気相場が始まるサイクルの話や、銘柄の選び方など、新しい知識を得られる内容もあるので、基本事項と合わせて空売り手法を整理するには最適な書籍だと思います。

第2部 チャート分析

具体的なチャート分析の方法を説明しています。

 

50日移動平均線、クライマックストップ、オーバーヘッドサプライ、ヘッドアンドショルダーズトップ等、具体的なチャート分析手法の使い方が分かります。

 

どれも有名な分析方法なので、知っている方も多いとは思いますが、売買タイミングを具体的に説明してくれているので、知識をより実践的に使えるようにしていくには有効な教材だと思います。

第3部 空売りの構造

どのようにして上昇トレンドが終わり、下降トレンドが始まっていくのか、一連の流れで説明しています。

 

また、その流れの中でどのように立ち回ればよいのか(空売りすればよいのか)が理解できる内容です。

 

第1部の全体論と第2部のチャート分析の話を合わせて、相場の構造を暴いていくという構成です。

第4部 空売りモデル

実際の企業のチャートを使いながら、これまでの手法を当てはめて説明しています。

 

具体的な例を示しながら説明しているので、非常に分かりやすいと思います。ただし、米国企業での説明となっているので、その点ご承知おき下さい。

 

シスコ・システムズやヤフーなど日本でも馴染みのある企業が選ばれています。非常に多数の例が示されているので、ケーススタディで様々なパターンに対応できるようになります。

オニールの空売り練習帖の総評

基本事項やチャート分析手法を学んだ上で、具体事例に当てはめていくという構成のため、非常に分かりやすく、読みやすいと思います。

 

オニール氏が書いている有名な書籍「成長株発掘法」は、色々なことが詰め込まれていて3回ぐらい読まないと理解しきれなかったですが、本書はサクッと読める内容になっています。

 

空売りだけをトピックにして書かれている書籍は多くないので、空売りのバイブルとしておすすめできます。

 

オニールの空売り練習帖
ウィリアム・J・オニール

 

 

 

管理人

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