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安全域の考え方
安全域とは「現在の株価と本質的価値との差額の領域のこと」です。
株価とは常に適正な価格になっているとは限りません。売られ過ぎて割安だったり、買われ過ぎて割高だったりすることがあります。
投資家としては、当然割安なタイミングで買いたいとなるわけですが、この割安なタイミングというのが安全域に該当します。
本質的価値と呼ばれるその銘柄の本来の価値が株価を下回っている時が緑でハッチングした箇所となります。
安全域でトレードすれば、タイミングを間違えても下値は限定されます。なぜならば、市場が落ち着いた時に本来の価値から大きく乖離していることに気付き株価が本質的価値に収束していくからです。
つまり、安全域を意識したトレードは、投資のリスクを抑えるための重要な考え方となります。
安全域の計算式と使い方
安全域の計算式というと、どのように本質的価値を計算するかということになります。
計算方法は、コストアプローチとインカムアプローチという2つの手法が考えられます。
上記にリンクが付いているので企業価値算定方法については各ページをご覧下さい。企業価値を算出した上で本質的価値の計算式は以下となります。
本質的価値=企業価値÷発行株数
発行株数で割ることで、初めて株価と比較することができる指標になります。
安全域の使い方は非常にシンプルです。
株価>本質的価値の時は買い
株価<本質的価値の時は売り
グレアムのバリュー投資(米国株式投資)
安全域の考案者は、世界一の投資家と名高いウォーレン・バフェット氏の師匠と呼ばれているベンジャミン・グレアム氏です。
グレアム氏は、グレアム・ニューマン社という投資ファンドを率いて、バリュー投資で大きな成功を収めました。
グレアムは短期的な株価は読むことはできないが、長期的には株価は本来の価値と等しくなっていくという考えのもと、割谷株に資金投入するバリュー投資という手法を実践していました。
この考え方が、まさにこれまで見てきた安全域の考え方です。
グレアム氏は、この安全域などに代表されるバリュー投資手法について書籍を残しています。
賢明なる投資家
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ウォーレンバフェット氏は、この賢明なる投資家が投資における最高の書籍であると絶賛しています。
安全域は非常にシンプルな考え方でありながら、我々が相場で生き残る術を伝えています。安全域の考え方を理解すれば、リスク管理を意識したトレードになっていきます。
お疲れ様でした!
以上で、安全域の説明を終わります。
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