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酒田罫線法の売買手法|新規の玉、つなぎの玉、手仕舞い

酒田罫線法の売買手法|新規の玉、つなぎの玉、手仕舞い

酒田罫線法の売買手法

酒田罫線法の売買手法について解説していきます。

 

酒田罫線法についてご存知無い方は先に下リンクをご覧下さい。
酒田罫線法の基本|酒田新値の数え方、酒田五法

 

これは、@新規の玉Aつなぎ玉B手仕舞いという3つのフェーズに分けることができます。

 

酒田罫線法というと、いわゆる三尊や黒三兵などの型と言われるチャート分析が有名ですが、実際には売買手法まで含めて初めて酒田罫線法という投資手法が完成します。

 

酒田の売買手法は複雑かつ諸説あるため、ここで説明しきれませんが、可能な限りお伝えできればと思います。

新規の玉

ここで言う新規とは、買いでも売りでも良いのですが、あくまでも最初に入れる玉という意味です。

 

新規の玉の入れ方は単純で新値1本目から3本目まで、1、3、5となるように玉を入れていきます。

 

下記の図を見て下さい。

 

酒田罫線法

 

新値の数え方が分からない方は先に新値の説明をご覧下さい。
⇒酒田新値の数え方

 

上図の例で言えば、陰線新値1本目で100株、2本目で300株、3本目で500株買うということになります。

 

もし、売りから入る場合も同様で、陽線新値1本目で100株、2本目で300株、3本目で500株売るということになります。

 

基本的に、酒田の売買は逆張りで運用していくことになります。

 

ちなみに、新値4本目以降はトレンド転換とみなすので、増し玉ではなく損切りを検討する必要があります。

つなぎの玉

おそらく、この「つなぎ」という考え方が理解に苦しむ方が多いと思います。

 

先ほどと同じ図を使って考えていくと、陰線新値で合計9の売り玉を入れている場合、つなぎの玉は陽線新値で1、3、5と売りを同じ要領で買い玉を入れていくことになります。

 

この時最大の疑問はなぜ約定してしまわないのかということになるかと思います。

 

一般的な約定方法でいくと、最初の買い玉の1は最初の売り玉1と決済されるわけですが、最高で売った玉と最低で買った玉だと上手く波に乗れていたとしても損失が出てしまうケースがあります。

 

このため、つなぎの玉は新規で反対の玉を入れるのが通常の考え方となります。

 

気付いた方も多いと思いますが、FXとかでは良く用いられる両建ての手法に似ています。

手仕舞い

最後に手仕舞いの方法ですが、つなぎの玉を入れることで利益が完全に確保された状態になっています。

 

これをどのように手仕舞いするかは相場環境によります。

 

基本となるのは、順張り投資の考え方です。

 

どういうことかというと、上昇トレンドであれば売り玉を減らしつつ、買い玉をさらに増やしていく、下降トレンドであれば、買い玉を減らしつつ、売り玉を増やしていくということになります。

 

しかし、そうできれば利益が伸ばせることは誰もが分かると思いますが、なかなか難しいのが現状です。

 

なので、初心者でも分かりやすい指標を一つだけ書いておきます。

 

酒田新値の付け方として、陰線3本に陽線5本つけて1セットとする考え方があります。これは古くからの経験則の上に成り立っており、現在でも重宝される考え方です。

 

これをつかえば、陽線5本目までにつなぎ玉を入れ終えておけば、いったん下降トレンドに切り替わるので、買い玉から順々に崩していけば良いということになります。

酒田罫線法の教科書

今回見てきた売買手法含め酒田罫線法には様々な諸説があり、なかなかまとめるのが難しいのが実情です。

 

ただ、酒田の流れるようなトレードは少し理解戴けたのではないでしょうか。

 

この手法は、うねり取りなどとも呼ばれ、現在もプロの機関投資家が用いる手法と言われています。

 

それだけに難しいですが、マスターすればそれだけの価値があるということです。

 

酒田の売買手法に興味を持たれた方は書籍を読んでみて下さい。
⇒定本 酒田罫線法の書評

 

「定本 酒田罫線法」は、酒田の売買手法について書かれている書籍としては、最もおすすめできる書籍です。

 

お疲れ様でした!
以上で、酒田の売買手法の説明を終わります。

 

もっとテクニカル分析を知りたい方はこちらをご覧下さい。

管理人

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